何事もやり遂げる事ができるんだ 関西学院大学 合格 …2022年合格体験記

関西学院大学、法政大学、中央大学 合格体験記
 坪根 祥太郎 君
 (大分舞鶴高校 出身)

 ぼくは現役時代に明治大学、

青山学院大学、そして滑り止めとしていた

大分大学に落ちて浪人することになりました。

明治、青山学院はチャレンジ的な受験でした。

しかし大分大学は滑り止めと考えていました。

共通テスト調査ではB判定の1番上。つまり

二次試験の英語がよっぽど壊滅的だった

ことが原因だと思います。

 この結果、進学する大学が無く浪人する

ことになりました。

1.リトルを選んだきっかけ

 リトルを選んだ理由は、リトルを卒業した

先生に勧められたことです。

 高校受験でお世話になり、高校生の間も

ご飯に連れて行ってくれたり進路相談に

乗ってもらっていた塾の先生がリトルを卒業

した浪人生で浪人するならリトルがいいと

勧めてくれたことで存在を知りました。

 舞鶴高校に通っていると、よく前を通って

いましたが、本当に塾をやっているのか

分からないような建物で信頼のおける先生が

勧めてくれたとはいえ不安でした。

 しかし、いざ面談に行ってみれば冷静に

現役時のわるかったことを指摘してくれた

一方で、背中を押してくれる熱い先生だなと

思いました。

 リトルの面談の前に北九州予備校を訪ね

ました。が、そこはあらかじめ決められた

ルートを辿っていくような感じで、一人一人に

真摯に向き合ってくれるのか不安になりまし

た。

 しかし、リトルは土曜日の朝に週末テストが

あり、その結果や個人の進捗状況に応じて

毎週予定を設定してくれたりすると説明を

受けて、ここならば浪人生として一年が

過ごせると思い決めました。

 リトルの先生方は勉強や受験については

もちろん、人生についても多くのことを腹を

割って話すことができる信頼のおくことが

できる先生方です。

2.浪人して良かったこと

 浪人してよかったことは、信用できる人に

出会えたことです。

 浪人はやはり自分との戦いです。

しかし、この浪人一年を過ごし切るためには

仲間の存在が不可欠です。

『あいつが頑張ってるから俺も集中しよう。』

そんな切磋琢磨でき、頼りになる仲間は

なかなか会うことはできません。

 自分で過ごす時間が多くなる浪人は一人

では絶対的に甘えて無駄にしてしまいます。

 そこで頑張ろうと声をかけてくれる人が

一人いるだけで大きく人生を変えることが

できます。

 浪人をするなら仲間は不可欠です。

 もう一つは、親や家族のありがたみです。

 ぼくのことを信用してくれて、何も聞かず、

一年間ただ見守っていてくれました。

 自分の親は、結局先生と話したのは

入塾の時と合格報告に行った時だけでした。

 家から40分のところに塾があるため、

冬場は体調を心配し、迎えにも来てくれ

子供が浪人生で不安なことも多くあった

だろうに見守っていてくれた親には感謝しか

ありません。

3.浪人中の自分にアドバイスするなら…

・先のことばかり考えすぎず目の前のこと
  だけを見ろ。
・ゴールデンウィークまでに英語の暗記を
  一周は終わらせろ。
・夏頃に大学の過去問に目を通しておけ。

とアドバイスします。

 浪人中は所属もなく自分の将来に対して

不安に駆られました。(特に12月ごろ)

あれ、このままでは2浪?など変に自分を

追い込んでしまっていました。

 そんな心配して暗くなるくらいなら、今 目の

前にある日本史や英語の参考書を見ている

方が未来を明るくできます。なので、目先の

ことだけを見ろとアドバイスします。

 ゴールデンウィークまでに英語の暗記を

一周することはとても大変で難しいです。

 実際は、8月ごろまでかかりました。

 しかし、1~2月ごろしていた勉強が

浪人前半の頃にできていれば

ゴールデンウィークまでに英語の暗記を

一周することは可能だったのではと思い

ます。

 英語はいかに読んだかが得点にでます。

 暗記を早く終わらせることができれば、

長文を読むスピードは早くなるし、苦でもなく

なる。

 長文に回す時間も多く作れるといいこと

づくしです。

 そして、夏に過去問に目を通せです。

 ぼくが実際目を通したのは、年が変わる

1月ごろでした。

 特に私大の日本史は、参考書でも黒文字、

ましてや載ってないことも出題されます。

 それを夏頃に一度解いてみて目の当たり

にするとしないでは、残り半年の勉強に

大きく差が生まれると思います。

5.最後に

 今年、僕は第一志望に落ちました。

 しかし、悔いはありません。

 やり切ったと言えます。

 リトルで浪人して良かったと思っています。

 それは人間として成長できたこと、信頼の

おける先生や仲間に出会えたことが出来た

からです。

 振り返ってみれば、濃く短い一年でした。

 今までの18年間で、こんなにも勉強に、

自分に向き合った一年はありませんでした。

 この辛い一年を乗り越えた経験は何事も

やり遂げる事ができるんだといえる自信に

繋がる一年になりました。