『絶対に忘れないぞという気持ちが僕の合格に繋がったのだと思います』 法政大学 中央大学 合格  2023年合格体験記

『絶対に忘れないぞという気持ちが僕の合格に繋がったのだと思います』 法政大学 中央大学 合格  2023年合格体験記

Uくん。

 Uくんは、高校三年生になる頃、リトルに
来ました。高校入試では志望校に合格
できなかった、と聞きましたが、私はどうして
かなあ、と思っていました。

英語や日本史を教えていると、彼の理解は
悪くないし、覚えることも結構うまいのです。
現役の頃の彼は、友達と一緒に明るく楽しく
勉強している、という感じでした。

そして、いよいよ浪人になり、Uくんも
本気でやらなければならなくなりました。

リトルの浪人生活は濃いです。
一週間ごとに一人一人に合わせて計画を
たてる。それを一日分に分けて毎日テストを
する。週末には、一週間分をまとめてテスト
をする。そして、もちろん、そのテストは
先生が全部直接採点します。24時間
一緒にいるわけではありませんが、毎日
授業をし、テストを採点する私には、彼らが
どんなふうに過ごしているかは丸わかり
なのです。いくら勉強していると口で言った
ところで、無駄なのが、リトルの浪人の
厳しいところです。

浪人の1年間を一緒に過ごすと、
その人の本性がわかる

リトルで浪人の一年を過ごした人はみんな
そう言います。毎日毎日、地味な勉強を
コツコツ続けることができるか。成績が
なかなか上がらずツラい時も、くさらず、
前向きに頑張れるのか。極限状態だから
こそ、その人が本当はどんな人間かが
わかるのです。

Uくんは、気楽で、明るく、とっても
つきあいやすい、いい子です。人に
合わせてあげるのがとても上手で、
つきあいがいいのです。人に対して
怒ったり、責めたりすることはありません。

でも、人間の長所と短所は同じですから、
それは彼の弱点でもあるということです。
優しさが自分の勉強に対する態度にも
ちょっとあらわれてしまうのです。

まあ、こんなもんでいいかな。
大体できたからOKかな。
朝の授業にちょっとくらい遅刻しても、
夜頑張って勉強してるんだから仕方ない
かな。

とこんな調子で自分に甘くなってしまう
ことがあったのです。

私はこの一年間、Uくんには同じことを
言い続けました。

「Uくん、あなたはね、今回は絶対に
 合格してこないとダメ。高校なんか通過点
 だから別にどこでもいいんだけど、私は
 あなたが高校入試で失敗した理由が
 わかるよ。

  あなたは十分能力があるのに、詰めが
 甘いために結局仕上がらない。このまま
 だと、大事なところでこれからも負け
 続ける、ということになるんだよ。

  決めなきゃいけないところは、ビシッと
 決める。それができてこそ、人の信頼も
 得られるんだ。

  今回、親に浪人させてもらって、人生を
 変えるチャンスをもらったんだ。何が
 なんでも合格して、これからの人生を
 変えきゃならないんじゃないの?」

Uくんは、私が話をする度に、神妙な顔を
して、頷きながら聞いていました。

人は突然変わることはできません。

何度も何度も、同じことを言ってもらい、また
やってしまった、と自己嫌悪に陥りながら、

今度こそ、絶対変わるんだ!
頑張りたい!

と思い、やり直していく。
それを繰り返しながら、だんだん変わって
いくものなのです。

この一年間、彼は持ち前の明るさで、反省は
しても暗くはならず、ずっと勉強を続けました。
間違いなく、彼の人生で一番大変な一年
だったと思います。よく頑張ったね。

Uくん、おめでとう㊗️
これからも努力を続けて、大事なところで
ビシッとキメる男になってね!

法政大学、中央大学 合格
U.Y 君 (大分東明高校出身)

 僕がリトルで浪人をし勉強することで
わかったことは、何を勉強するにしても
一番大切なのは、英語なら単語、文法、
日本史なら用語などの知識だと思います。
 リトルには自分でテストを作ることができる
パソコンがあるのでそれを活用して
単語テスト、日本史のテストをしていました。

 受験においては本番までにどれだけの
知識が頭に入っているかで合否が決まり
ます。なので忘れないように毎日毎日少し
ずつ復習していました。具体的には、毎日
単語一冊と日本史は一時代をすることに
していました。

 毎日同じことの繰り返しは大変だし
やめたいと思ったこともあったけどこれを
続けていれば絶対に受かると先生が言った
ことを信じて、復習し絶対に忘れないぞ
という気持ちが僕の合格に繋がったのだと
思います。
諦めないことと復習が大切です

 これから本気で勉強をしようと思って
いる人は諦めず、復習をすれば僕のように
偏差値が40もなかったところから、一年で
15から20はあげることが絶対にできます。