生きる上での大切なことはリトルで教えてもらった気持がしています…2019年合格体験記

慶応義塾大学 合格
鵜飼 晃揮 君
(中津南高校 出身)

 僕は中学3年生の時、かつてリトルで学んだ母から、

半ば強制的にリトルに連れていかれました。

 僕としては塾に通うのは初めてだったのですが、

このリトルが普通の塾と違うのがすぐに分かりました。

 というのもいきなり1週間で英語の単語を100個

暗記するように言われたのです。

 中学では経験したことのない量でした。

 でもこれで驚いてはいけません。

 高校になったら、1日100個、あるいは200個に

なるのです。

 初めは大変だと思いましたが、やってみると意外と

簡単にできました。「案ずるより産むが易し」です。

 難しく思えることも、挑戦すればできるということを

身を持って体験しました。

 みなさんも「大変だ」と思わないで、不可能と思える

ことに挑戦してみて下さい。難しいことに挑戦し、

それを克服することによって、自分自身が成長して

いくのです。

 リトルではこの精神が一番大切だと思います。

 要するに恐れずに挑戦する、そして自分の能力を

どこまでも伸ばして行けば道は開けるということです。

 高校に入ると、二つの大きな出会いがありました。

 ひとつは先生や先輩方との出会いでした。

 特に、剛先生は生徒のやる気を引き出す天才です。

 リトルの教材のほとんどは、先生が作る独自の教材

でしたが、その中で会話暗記文は音源もあり、それを

聞きながら、覚えるのですが、これによって英語の

基礎固めができました。リトル最高の教材だと思い

ます。

 また長文の教材では、繰り返し読み、またそれぞれ

の文章に先生が作った難しい問題が付いているので、

それを解いて行くのがよかったです。

 この問題は入試によく出題される形で問題が出来て

いたのでかなり実践的でした。

 また先生は頑張っている時にはほめてくれるし、

緩んでいる時には喝を入れてくれます。

 他にも歴史の話や、社会の問題などを話してくれ

ました。

 さまざまな事件などをあげて生徒の意見を聞いて

きます。

 僕は自分の意見を前面に出すようなタイプでは

なかったのですが、何度も質問を受けるうちに、

いろいろな社会の問題に対して、自分の意見を

持てるようになりました。

 先生はいつも僕たちを大人として扱ってくれ、

納得のいく議論も出来ました。

 さらに、賞金レースなどでも大いに盛り上がり

ました。

 また、リトルの素晴らしい先輩たちが帰省された時

などにお会いする機会があり、受験奮闘の話や、

大学の話、仕事の話などをお聞きすると、その後、

僕たちのモチベーションもいよいよ上がったということが

度々ありました。

 これは他の塾では絶対に考えられない大きなメリット

でした。

 生きる上での大切なことはリトルで教えてもらった

気持がしています。

 もう一つは、ライバルとなる同級生や浪人生と

出会ったことです。

 ライバル同士でもあったのですが、すごく仲が良く、

今まででも一番仲のいい学年でした。

 その人たちに負けたくないという気持ちで頑張れ、

そのお陰で英語の偏差値は70を超えるようになり、

校内でも10番以内に入るようになりました。

 しかし、2年生の中頃には、成績が停滞して、負の

サイクルに陥っていたときがあり、そのときやはり

基本からやり直そうと思い、単語、文法などの

基本事項を徹底的に覚え直しました。

 これが自分にとってすごくいいターニングポイント

だったと思います。

 そのせいで年明けの模試では県で9番を取る

ことができました。

 また3年生の春休みから日本史を始めました。

 一問一答を、単語帳を覚える要領で一気に

覚えていきました。

 日本史では浪人生の方が先行していましたから、

その人たちに追いつくのも大変でした。

 日本史が出来るようになって、目標大学の判定は、

初めはE判定だったのですが、最後の方にはB判定、

ときにはA判定が出たりするようになりました。

 いよいよ受験となりました。

 僕は初めに受けた上智大学が補欠になり、自分

としては「これは大変なことになった」と感じて、

本当に行きたい大学は慶応の経済学部だとずっと

思って来ていましたから、わずかの期間でしたが、

慶応の経済に絞って本気になって対策をしました。

 やはり、自分が本命だと思っている大学に向けて

必死に勉強することが、何となくどこかに合格できる

だろう、と思ってやるよりずっと大切だと思います。

 そんな必死な思いが合格を勝ちとるのだと感じ

ました。

 これから受験に臨む人たちに言いたいことは、

まず単語、文法、熟語を完全に覚えることです。

 基礎知識が付いてから長文を読まなければ、

なんとなく読めても受験に直結する知識には

なれません。

 最後に、僕はリトルに入り、そのやり方を納得し、

信じてやってきた事が良かったのだと、今思います。

 これから大学を目指す人達も、リトルを信じて

やり抜くことをお勧めします。