『勉強してたら体が痒くなってしまうくらいだった僕が苦しい思いをしながら頑張れた…』 明治学院大学合格 2023合格体験記

O君。

彼は、高校三年生の時にリトルにきました。
目が合うとニコッとして、感じのいい子だな、
という印象でした。
現役の頃は、リトルに楽しく通っているうち
に、少しずつ勉強する気になっていったの
です。でも、まだまだ本気とは言えなかった
と思います。

そして、浪人となった彼は、勉強を本格的に
始めました。どの科目においても、知識が
圧倒的に足りない状態だったので、とにかく
覚えることから始まりました。

勉強には、段階が2つあります。

1段階目は、知識をつけること

2段階目は、身につけた知識を使って考える
こと、応用すること

です。

「詰め込みはダメだ」という意見がありますが、
自分の頭の中に知識がない状態で、何を
考えたり応用したりできるのでしょうか?

この1段階目をすっとばす人が多いので、
なかなか成績が上がらないのです。

O君は、毎日毎日、覚え続けました。
高校入試の時も、そんなに勉強しなかった
ということだったので、彼にとって初めての
本当の勉強だったんだと思います。

冬になって、受験校を決める時、
O君は決心しました。

自分の納得のいく大学までしか受けない。

つまり、どこをどうやっても合格するような、
滑り止めの大学は受けない、ということです。
そうすると、二浪、という可能性がでてくる
わけです。

これには、彼のお母さんがびっくりして、
そんなことをして本当に大丈夫なのか?と
心配な気持ちから反対しました。それで、
お父さんとお母さんに来てもらって、一緒に
話をしました。

私は彼の成績の推移を表したグラフを見て
もらい、お父さんお母さんに言いました。

「この一年、彼の頑張りは本当に素晴らし
 かったです。浪人は本当に大変です。
  二浪となれば、なおさらだと思います。
  でも、一年やってみて、それを誰よりも
 わかっている彼が、もう一年やりたい、
 やってみたいと言っているのです。
  すごいことだと私は思います」

お父さんは彼の成績の推移をじいっと見て
言いました。

「この少しずつ、だけどずうっと上がっている
 グラフをみるだけで、この子がどれだけ
 頑張ってきたかがわかります。ここに
 来るまで勉強などしたことのない子でした。
  それが、こんなに変わったんです。
  もう一年、この子をよろしくお願いします」

それから、彼の二浪目が始まりました。

一浪目でつけた知識のおかげで
勉強がずいぶん進むようになりました。

リトル生の中で最年長の彼は、みんなに
好かれていました。

彼はいつも穏やかで、素直で、誰に対しても
親切でした。でも、ただ人がいい、というの
ではなく、しっかり周りをみて自分がどう
すべきか、を判断することができるのです。
 つき合えばつき合うほど、いいやつだなあ、
と思うような子でした。健気な彼がいるから
こそ、自習室の雰囲気がいい、そんな子
だったのです。

彼の成績は努力の甲斐があり、二浪目は
さらに上がっていきました。そして、冬に
なって最後の頃の模試では、ついに、
志望校の慶應義塾大学のA判定まで出た
のでした。

これには、他の誰よりもO君自身が
驚きを隠せない様子でした。

自分の長い努力も、やっと、やっと
報われる時が来たのか!!

彼はそう思ったに違いありません。

これで、今年はいい線いけるのでは・・・

そう彼が期待してしまうのも無理はないほど
素晴らしい成績だったのです。。。

頑張っている生徒には、模試でいい成績を
出してほしい

と私は常に思っています。結果が出ることで、
その子が自信をつけ、毎日の努力をさらに
続けるためのやる気が出てくるからです。

でも、成績が自分が思った以上に上がり
すぎることにより、緊張の糸がプツッと
切れてしまうこともあるのです。。。

これ以上ないほどずうっとはりつめていた
気持ちが、ふっと一度ゆるむと、それを
また元に戻すのはなかなかできるものでは
ありません。

O君の様子が変わったのはそれから
でした。目に見えて不真面目になった、
ということでは決してありませんが、
毎日の勉強がピリッとしない仕上がりに
なっていったのです。

「このままでは危ないよ」
「気合を入れ直して、必死にならないと」

何度も話をしましたし、彼自身も、
そうありたいと思いながら、前のようには
気持ちが戻らないことにどうしようもない
様子だったのです。。。

O君の長かった受験は終わりました。
受験にはドラマがあります。
受験に 『絶対』 は無いのです。

私は、O君の合格体験記を読んで、
涙が止まりませんでした。

この経験をいかしていきたい

そう言える彼は素晴らしいです。
ありがとう、O君。
おめでとう!
ずっと応援しているよ。

明治学院大学、日本大学 合格
O.R 君
 (大分西高校出身)

 まず、僕は二浪しました。僕が

最初にリトルに行ったのは、高校三年生の

秋です。友達がリトルに入ってて最初は

なんか単語の名前が面白いなーと思って、

ほかの友達といってみようかな というノリで

行きました。そこからリトルでの勉強生活が

始まりました。リトルに入るとまずは単語を

覚えることと言われて、高3の時は単語を

覚えることしかしてませんでした。単語を3冊

覚えるのに友達と賞金をかけたりすることで、

楽しく勉強することが出来ました。

 リトルに入って初めて勉強を少ししても

いいかもというふうに、気持ちが前向きに

なりました。ですが今まで全く勉強しなかった

ので現役では行くとこがなく浪人することに

なりました。

 浪人するにあたっては不安でした。

 ほんとに成績があがるのか、
 がんばれるのかとか。

 だけど自分がすると決めたから何が

あっても頑張ろうと決めました。一浪目、

英語ではまた単語からやり始めて、その後

色々なものを暗記していました。文法では、

中学生のやつからやり直しもしました。

 先生に提案されて、僕は先生が提案して

くれることは素直に受け止めようと決めた

のでみんなにどう思われようと関係ないと

思ってました。日本史も一浪目で初めて

しっかり勉強するようになりました。

 最初は一問一答をとりあえず覚えろ!って

言うのがリトルの勉強法で必死に一問一答

ばかりしました。なかなか点数がとれな

かったりして悔しい思いも何度もしました。

 ですが、先生は覚えれなくても何回も

何回もするしかないよ!って言うのに

その通りだそうするしかないと思って、

点数が取れなくても諦めないと思い

がんばりました。そんなこんなでとりあえず、

1年目の僕は、必死に勉強してました。

 ですが思うように成績が上がりません

でした。そして僕はもう一年頑張ってみようと

先生たちときめました。もちろん親や親族

からは猛反対されましたが、先生たちも

あなたなら頑張れると言ってくれたのも

あったし、自分ももう一年頑張ってみたいと

思い、二浪決めました。二浪目は1年間

必死にやってきたのもあってある程度

基礎がついて今までがむしゃらに覚えてた

だけなのを、しっかり理解しながら覚えよう

としたりすることができました。そして

模試でも成績が上がってきました。

いい判定も出て正直このままいけるのかも

とも思ってました。ですが、日々不安な

気持ちだったり、勉強をもーしたくないと

思ったりも何度も思いましたし、気持ち的に

だれることもありました。

 先生方にも最後までやり切って

受からないとダメだよと言われて、最後まで

自分が決めたから、めげちゃダメだと思い、

なんとか頑張りました。最後の方は仲間と

夜中もジョイフルで勉強したりもして、もがき

ました。

 ですが最終的に僕は自分が目指してた

レベルの大学に受かることができなくて、結

果だけ見ると満足のいく結果とはなりません

でした。

 自分も受かりたいという気持ちも もちろん

ありましたし、先生方にもいい報告を

したかったのもあってすごい悔しくて泣き

ました。でも勉強してたら体が痒くなって

しまうくらい嫌いだった僕がこの2年間

苦しい思いをしながら頑張れたことは

本当に良かったと思ってますし、これからも

良かったと思えるようにしていきたいです。

 何よりもリトルに出会えて、最高の

先生たちと出会えたことが本当に

感謝でしかありません。リトルじゃなかった

ら一生勉強頑張ろうと思えてませんでした。

 必死にやってる僕に結果がでなくても、

何度も肯定的な言葉をかけてくれて、

とても僕はそれのおかげで勉強を頑張ろう

と思えましたし、誰にでもチャンスがある

んだとも思えてうれしかったです。

 間違いなくリトルアメリカが大分でも、

日本でも最高の塾です。今もし、勉強

頑張ってみようかなって思ってる人で

何をしたらいんだろうと思ってる人は、

リトルの先生の言うこと信じてそれを

やるのが一番です。

 僕はこれからもずっと先生たちを

尊敬しますし、感謝しますし、今後も

何かと関わっていきたいです。

 本当にありがとうございました。